審査に落ちる可能性のある「クレカNG行動」を解説!これからクレジットカードを作る方は要注意!

クレジットカード



クレジットカードを作るとき、
気にも留めなかった何気ない行動が、
実は審査にマイナスの影響を与えていることがあります

ただ、クレジットカードの審査がどのように行われているか、
一般的に利用者には明らかにされていないので、
どのような行動がダメなのか、実際のところ分からないものですが、
間違いなく取ってはいけない行動パターンは存在します。

そこで今回は、注意が必要なNG行動をご紹介!
クレジットカードを作成しようと思っている方は、
是非チェックしてみてくださいね。

個人事業主は作りにくい?カード審査と職業


カード会社の入会基準には、「安定継続収入」があり、
そのなかでも、公務員、弁護士、医師、正社員は審査を通りやすい傾向にあります。

一方で、収入が不安定になりがちな、
派遣社員、個人事業主、フリーターの順に評価は低くなり、
カードが作りにくくなります


もし、皆さんが会社からの独立を考えているなら、
事前にクレジットカードを作る必要があります。

<カードを作りやすい人>

・公務員
・弁護士
・医師
・正社員

<カードを作りにくい人>

・派遣社員
・個人事業主
・フリーター


審査で大切な「信用情報」ってなに?

返済能力があるか記録から判断される
信用情報は、クレジットカードやローンで買い物をした時の返済状況の記録です。

データは、第三者機関に登録され、審査の判断材料に使われ、
カード会社間で情報が共有されます


それでは、NG行動はどのようなものがあるのでしょうか。

NG行動1:支払い滞納・遅延
~異動情報は審査に響いてくる~

支払い期日を3か月以上過ぎても支払い滞納・遅延などにより、
入金がないときは、「異動情報」として5年間記録されます


情報は他の金融機関にも参照され、
他社のクレジットカードも作りにくくなります。

NG行動2:多重申し込み
~複数枚の申し込みは6か月空ける~

一度に複数枚のクレジットカードを申し込むと、
資金繰りに苦しんでいると判断されてしまい、
審査に通りにくくなる
ことがあります。
申込情報の記録が消える6か月は、空けて申し込むことがおすすめです。

NG行動3:勤続年数が1年未満
~新入社員であれば短くても問題なし~

勤続年数が長いほど「安定継続収入」とみなされて有利になります。

一般的なカードであれば、1年以上がひとつの目安。
新入社員であれば、これより短くても問題ないとされます。

NG行動4:借金がある
~借入先によってはマイナスも~

金額にもよりますが、簡単にお金が借りられる消費者金融からの借り入れは、
返済能力が低いとみなされ、評価が下がります。


NG行動5:奨学金の延滞
~2か月以上の延滞で金融事故に~

奨学金を管理する「独立法人日本学生支援機構」は、
信用情報機関に加盟しています。
2か月以上返還を怠ると、延滞情報が伝わり、
金融事故として信用情報に記録されます


NG行動6:カードを他人に貸す
~会員規約に違反する行為 ~

「会員本人以外は使用できない」と規約に定められており、
カードを他人に貸す行為は、規約違反
となります。

クレジットカードが利用停止になっても文句は言えず、
利用代金の支払い義務を負うのは契約者のみになります。

NG行動7:カードを使わない
~記録がないのは使えないと疑われる ~

信用情報にクレジットカードの利用記録がないと、
過去に金融事故があってつかえなかったためと推察されて審査に影響します。

長年使っていないカードは早めに解約するのがおすすめです。

NG行動8:スマホの端末料金払いの滞納
~分割での支払いはクレジット契約 ~

携帯電話の端末を分割で購入するのは、
れっときしたクレジット契約です。

通話料金と一緒に払うため甘く考えがちですが、
延滞した場合は信用情報機関に登録されます

NG行動9: カードを作ってすぐに解約
~入会特典のもらい逃げも信用を落とす ~

入会特典狙いなど短期間に入会・解約を繰り返すのは、
望ましくない行為で審査にも影響
します。

契約日、契約終了日は信用情報として、
5年間残ってしまうため注意が必要です。

番外編:自分の信用情報を確認する方法

信用情報機関には、JICC,CIC,JBAがあります。
今回ご紹介したクレジットカード関連の情報なら、
主にCICに記録されています。

手っ取り早いのはインターネット利用で開示する方法です。
カードを申し込んだ際に、クレカ会社に登録した電話番号を使って、
受付番号を取得し、スマホなどに入力するだけで、
簡単に報告書が見られます。


手数料は、1000円ほど。

信用情報で「異動」となっている場合は、
新規のクレジットカードを申し込めない状態になっている可能性が高いので、
最低でも異動の記録が残ります。

いずれにせよ、5年以上は、健全なカード利用を心がけるのが得策です。

自分の信用情報に傷を付けないためにも、
今回ご紹介した、注意すべきポイントをこの機会に把握してみてください!